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ども、トーゴです。
ここまで3回にわたり、Jリーグ開幕と共に起きたDAZNの通信障害による、
レピュテーションマネジメントについて語って来ましたが、今回完結編です!

第一弾:Jリーグ開幕!だが通信障害。どうするDAZN?
第二弾:DAZNのレピュテーションマネジメント
第三弾:DAZNのレピュテーションマネジメント〜総括編〜

今回は、今まで私がレピュテーションレピュテーションと口すっぱく言ってきた
内容を、過去の事例を見ながらばっちり学べる本を紹介しようと思います。

その名も、、、「評判」はマネジメントせよ!!タイトルそのまんまかい!笑

この本の内容は大きく二つ。
①なぜレピュテーションマネジメント(評判管理)は大事なのか、過去の事例を元に解説
②事故などが起きた際に、それを逆手にとってブランド力を高められる効果的な
レピュテーションマネジメントのやり方を紹介

これらの内容を実際にあった事故、そしてその際の企業の対応を元に解説してくれてる本なんです。

例えば、皆さん「BP」と聞いて何を思い浮かべますか?
結構多くの人は2010年に起きたメキシコ湾での原油流出事故を思い浮かべるんじゃないでしょうか?
それか、この写真を見れば、ああと思うはずです。

(原油まみれになったペリカン。。)

このBP社が起こしたメキシコでの原油流出事故。時系列で振り返ってみましょう。

2010/4/20:BPの原油掘削施設がメキシコ湾で爆発炎上
2010/5/14:BPのCEOが「メキシコ湾は広大。海水量に比べれば流出した石油量など微々たるもの」と発言
2010/5/26〜29:原油封じ込め作戦実施するも失敗
2010/6/15:BPの格付けがAAからBBBに6段階引き下げられる
2010/6/25:BPの株価はだだ下がり。時価総額が1000億$も下がり、企業価値は600億$まで減少
2010/7/15:ようやく流出が止まる
2010/7/27:BPのCEOが引責辞任

いや、企業側にとったらとんでもない損害ですよね。
格付け超下がって資金調達は難しくなる。株価は落ちて時価総額が半減以下に。そしてCEOは辞任。
特に上述したCEOのクソみたいな発言は大きな波紋を呼びました。発言するのも遅いし、内容も終わってるっていう。。
そして原油まみれの動物の写真。ものすごい「負のストーリー」が出来上がっちゃってますよね。

今もGoogleでBP石油と検索すれば石油流出が一番上位で出て来ますし、英語でもBP oilといれれば
BP oil spillと一番上位で出て来ます。これは「負ののれん」として会計処理に入れてもいいくらいですよ。笑

この事故で、BPのレピュテーションは地に落ちたと言っても過言じゃないと思います。

 

要は、企業にとって事故が起きた時の対応は命取りになりかねないんです。
東電の福島原発での対応もそうでしたよね。

いや、こんな事故起きたら無理じゃん。。ん、ほんとに?

2007年にVrigin Group(CEOのリチャードブランソンが有名ですよね)の
Virgin Atlantic Railwayというイギリスで走っていた鉄道が脱線事故を
起こしました。その時、Virgin Groupとリチャードブランソンはどう対応したんでしょうか?

当時、ブランソンは家族旅行中だったとのことですが、事故の一報を聞くや否や、旅行を切り上げ
現地に飛び、負傷者が収容された病院に足を運び、誠意をつくした対応をしたんです。

結果、どうなったか?誠意を尽くして対応し、レピュテーションを保った、むしろ事故前よりも評判は
良くなったVirgin Groupは今でもぶいぶい言わせてますよね。
Virgin Atlanticは危ない!なんて記事なんてどこにもありません。
というより日本語だとGoogleで検索しても、この事故関係の話はほぼ皆無です。

 

そう、事故が起きた時の対応で、企業のレピュテーションは事故前より上がることもあるんです。

どうですか、経営者の皆さん?これ学んどいた方がいいんじゃないですか?
この本を読めば、めちゃくちゃ具体的に例示や対処法、心構えなど、盛りだくさんで載ってますよ。

最後に、この本から一部抜粋して今回は終わりたいと思います。

「企業にとって評判は、個人にとっての健康のようなものである。
私たちは健康が何よりも大事な財産だと言いながら、危ない目に遭わないうちはほとんど注意しない」



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